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映画二本立て。

仕事帰りにいきなり思い立って映画館に直行。レディースDAYだったんで『星守る犬』『マイ・バック・ページ』を観てきました^^ 感想は隠しで。

犬の映画は絶対泣くと思ったんで後回しにしたかったのに、プログラム的にそうもいかず。まずは『星守る犬』から。

もっと号泣するかと思ったんだけどそうでもなかった…。原作読んだ時はもう声に出して泣いたんだけども。(笑) いや、流石に『おとうさん』が亡くなる場面とレストランでのハッピーとの別れのシーンはボロボロ涙出ました。・゚・(ノД`;)・゚・ この物足りなさは原作を先に読んで内容知ってるからなのかなぁ、と思ったんだけど、観た後でよく考えてみるとどうも違う…。

―――というのも、映画は原作と違って市役所の青年、奥津さんを主役にもってきてたから。ひょんなことから一緒に旅をする少女(原作にはない)もどうも的外れに思えて。奥津さんが(自分やおじさんの生きてきた足跡を)語る相手に誰か必要だったとしても、彼女はいらないんじゃないか…。(オトナの事情か)あたし個人としては彼に静かにしんみりと『おとうさん』を追う旅をしてほしかった。隣できゃんきゃんウルサイのなんの。ヤフーレビューでも同じ感想を読んだので、あたしだけがそう思ったんじゃないんだなー。原作信仰者ではないので、ないモノを入れるなとは云わないけど、原作をぶち壊してしまったり蛇足になってしまったら元も子もないんじゃないか…。まぁこれはあたしが感じたことなので、あの少女の登場をOKと云う人もいるとは思いますが^^;

人にはそれぞれ夢があって、叶う叶わないは別にそれに向かって生きているんだ、何もないよりはあったほうが幸せな人生なんだということを云いたかったんだと思う。だからいろんな人の人生を合間合間に語らせてたんだろうな。でもそうすることによって主役がボケてしまって一体誰にスポットライトを浴びせたかったのかがわかりにくくなってた。原作じゃ小難しいテーマは置いといて、とにかくハッピーの健気ないじらしさがたまらなかった。素直に入り込めなかったのは『テーマ』をきっちり見せようと力が入りすぎた結果なのかもしれない。

一番は犬のキャラの愛らしさが足りなかったってのも。原作のハッピーはそれはそれは健気で可愛い(絵はともかく可愛く見えてくるから不思議)のだけど、映画の犬は…あんまり可愛くなかったっつーか^^; あたしも子供の頃は犬を飼ってたし、実家でも飼ってた(一昨年だったかな、老衰で死んじゃった;;)ので犬への思い入れは凄くあるのだけど、犬なら何でもLOVEって訳じゃないようだ^^;


原作はあくまで『おとうさん』とハッピーが主役で(いやどちらかと云うとハッピー主役)『回想』という形ではなく彼らを中心に描かれてたのね。だからハッピーの気持ちがストレートに入ってきて本当に切なかった。でもまぁ実写で犬を喋らすわけには行かないんで…。(笑)あの感動は漫画という手法の賜物だと思う。確かに原作でもストーリーは結局奥津さんの回想で話が進んでいくのだけど、どうも映画じゃ見せ方が違うような気がして。なんかポイントズレてるなぁって感じが否めなかった。

夫婦なんて縁あって家族として長い人生を共にしても、別れてしまえば結局は赤の他人。(血の繋がりのある子供は別)『おとうさん』は最期まで愛するハッピーと一緒に居られたけど、無縁仏として葬られる。彼のそんな最期を家族だった人間は誰ひとり知らない。そんなものなんだろうなー。でもきっとそれは元家族への最期の気遣い。身元がわからないように手がかりを全部消滅させたのは、別れた妻や子供に迷惑が掛からないようにとの思いやりだったんだと思う。離婚の原因は彼にもあったとは云え切ないなぁ…。コンビニでのエピソードといい、本当は心根の優しい人だったんだよね…。゜゜(´□`。)°゜。

当たり前だけど繋がっていてこその『絆』。そしてそれはほっといたら自然にそこにあるものじゃなくて、努力しなければ得られないし維持できないモノなんだと思う。

最初から最後までおとうさんとハッピーの『ある意味幸せな旅』をもっと濃く見せてくれたら、また受け取り方も違ってたかもしれない。

同じ話でも視点でこうも違う気持ちになるのかと改めてわかった映画でした。でもラストシーンのひまわり畑は本当に見事で…切なくて綺麗だった。なんだかんだ云ってもいい映画には違いないので、迷っている人はGO!です^^



あと、『マイ・バック・ページ』。
悪な松ケンを見たかったんだけど、テーマがちょっと馴染みないっつーか…退屈で難しかったように思う…。劇的な展開はないし、ただ静かにシーンが流れていくだけ。松ケン出てなければ観に行かなかったかもなー。(笑) 思想家である片桐が人生を賭けてまで変えたかったものってなんなのかがイマイチわからなかった。学生運動が盛んだった当時のことを知っていなければ感情移入しにくいのかもしんない。子供のころ、大好きだった先生に勧められて『二十歳の原点』を読んだのを思い出した。内容はあまりよく覚えてないけど、最後に自殺してしまうってのがショックだった記憶が。学生運動といえばこの小説を思い出すな。たぶんこれも当時の思想がベースになってるので、そういうのを経験してない人が読んでもイマイチぴんと来ないっつーか…わかんないかもしれない。

それにしてもやっぱ松ケンは凄いなぁ…。周りから見れば十分狂気に近いはずなのに、それを正義だと信じ込んでるから真っ当な人に見えてくる。眼の演技が素晴らしかったです。可愛いアヒル口なのに眼で射殺されるこのギャップg(云っとけ)

ぐっと来たのが最後のおでん屋で男泣きする妻夫木さん。上手いなぁマジで!思わずその時の彼の気持ちを考えてしまった。最後の最後で貰い泣きするとは思わなかった。(笑) とにかく彼らが『何を信じて行動してきたのか』―――それを問う作品でした。考えようによっては物凄く深い映画なのかもしれない。




泣きっぱなしの半日だった。涙は心のデトックスらしいんでたまにはいいんだ…。(笑)


[ 2011/06/16 02:15 ] 感想 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

美月

  • Author:美月
  • 【鋼の錬金術師】エドにマジ惚れ。寝ても覚めてもエド!CPはロイエド萌えv
    ノーマルは受付ません。根っからの♂×♂好き。


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