スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

クリスマスSS

突発ですが何となく書きたくなった。(笑)コレ書いた後に外に出るとマジで雪が。初雪だぁ。ホワイトクリスマスには程遠いけど、タイムリーに降ったってことにびっくり。今日はほんとに寒かったよ。今までの寒さはなんだったんだってくらい寒かった…(>_<。) いつもなら原チャでウロウロするんだけど、今日は流石にくじけてしまった。無理だ。

とりあえずうちのロイとエドのクリスマスはこんな感じで。


「メリークリスマス、エドワード」

聞きなれた声に振り向くと、バカでかいツリーの間から実に爽やかな笑顔が目に入ってきた。

「…なんだよ、それ」
「いい木だろう?帰り道に業者がいてね。まぁ半分売りつけられたようなものだが」
「パーティでもしようってのか?…けどオレ、無神論者だから」
オレは暖炉の火を見つめながらさらりと受け流す。

今夜は家で温かい夕食でもご馳走するからと誘われて
特別予定もないことだしとオレは大佐の部屋に上がりこんでいた。
―――っつーかオトコ二人でこういうイベントを過ごすってのは何だか寂しいもんがあるんだけども。

「随分な言い草だな。まぁ君の口から礼を云ってもらおうとは思ってないがね」
ロイは部屋の片隅にツリーを置くと、早速オーナメントを飾り始めた。
「あぁ!何だか親近感が沸くと思ったら、このトゲトゲした葉が君を彷彿とさせたのか」
「…木と一緒にすんなよ」
暖炉の薪がはちぱちと音を立てている。
何だか嬉しそうに飾り付けている大佐を見て
オレは『飯まだ!?』と云いかけた言葉をぐっと飲み込んだ。

窓の外を見ると、いつの間にか雪が降り出したようだ。
どうりで冷えると思った。
手持ち無沙汰ってのもあって、ほんの少し曇ってきたガラスに指で落書きをしてみる。
ブラハいっちょ上がり。相変わらず上手いなオレ。

振り向くと大佐はまだ黙々と飾り付けをしている。
緑一色だった木が、鮮やかに姿を変えていくのを見て
オレはちょっと感心した。

「なぁ大佐。あんた、こういうの好きなんだ?」
「折角ふたりでいるのだからクリスマス気分でも味わおうと思ってね」
「…そーいうことはコイビトにでも云え」
「私はすっかりそのつもりなのだが」
「は?オレ?」
「君以外に誰がここにいると云うのかね」
「…」

「世間のまつりごとに便乗する訳ではないが、今夜は特別な日なんだそうだ。
それなら一番大事な人と過ごしたいと思ってね」


オレは戸惑った。

確かに大佐とはよくこうやって逢ってるし、抱き合ったりもしている。
けど、それってあいつにしてみれば他の誰にでもやってることなんじゃないかって何となく思ってた。
大佐ほどの男なら他に幾らだって相手はいるはずだ。
だから自分が特別だなんて思っちゃいない。

そんな風な方程式が勝手に自分の中で構築されていたから
まさかそれを否定されるなんて思ってもみなくて。

きらびやかに飾り終えたツリーの前で
大佐はいきなりオレを抱き寄せて熱いキスをした。

「君は?エドワード。誰と過ごしたいと思ったんだ」

「…オレは…」

真っ先に浮かんだのは大佐だった。
幼馴染のウィンリィでも、最愛の弟でもなく。




―――そんな風に自覚した、クリスマスの夜。

[ 2010/12/25 15:02 ] 徒然なるままに | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

美月

  • Author:美月
  • 【鋼の錬金術師】エドにマジ惚れ。寝ても覚めてもエド!CPはロイエド萌えv
    ノーマルは受付ません。根っからの♂×♂好き。


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。